難波光江先生のプロフィール

グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍した後、作家に。花をテーマに絵を描くうち、いつしか庭をキャンバスにして花で絵を描く園芸画家へと転じる。

色彩の取り合わせ方や混植などの構成力に、画家ならではのセンスが光る。たまがわガーデニングクラブ講師、英国王立園芸協会会員。近著に『バラの庭づくり』(世界文化社)。

難波光江先生は画家であり、庭というキャンバスを草花で美しく芸術的に彩る園芸家でもあります。難波先生のお庭を拝見すると、南仏を思わせるのどかさの中、お花やハーブが彩り豊かにやさしく咲き誇っています。

(お庭の写真は上記『バラの庭づくり』などでご覧いただけます。眺めるだけでも眼福にあずかるようなお写真の数々、必見です!)

そんな難波先生のお庭では、以前よりエコゾア液体肥料をご愛用いただいております。

そこで今回は難波先生に土をテーマにしたお話を伺いました。

Q.難波先生のお庭の植物がいきいきとしているのは土を常に良くしているからだと伺いました。

これはどういうことでしょうか?

A.土の良さというのは触れればわかります。苔が生えているような固くて冷たい土がありますね。そういうところでは植物はうまく育ちません。ある程度の空気が入っている、軽くてあたたかい土がいい土です。枯葉などの肥料のもととなるものは、土に戻る過程で大きいものが自然に細かくなっていきます。その間に空気が混ざっていくわけです。冷たくてミミズもいないような固い土にいくら肥料をやってもダメだと思います。

Q.生ゴミを庭に埋めているということですが?

A.生ゴミは捨てたことはありません。今はコンポストなどがありますが、私が子どもの頃から何十年もそのまま土に埋めています。だから土がいいんです。生ゴミは腐る過程で嫌なにおいがしますが、発酵すると森の香りのような良いにおいに変わります。野菜などを育てると大ささが全然違ってきます。お花もよく咲きます。

Q.エコゾア液体肥料に出会ったきっかけは何でしょうか?

A.モニターということでエコゾア液体肥料を頂いたので、コリアンダーで実験してみました。

種まきをして、一方は従来の方法で、もう一方にはエコゾア液体肥料を与えました。そうしたら大きさが全然違うんです。

Q.エコゾア液体肥料を使ってみて、どのような違いが出たのでしょうか?

A.全然違います。丈も5mほど違うし、葉の色つやも違います。8月に使ったのですが、秋バラが花の大きさから茎の太さから、いつもと全然違うのです。そこでこの肥料は信用できると思いました。今はお友達や教室の生徒さんにも「これが絶対いいわよ」と勧めているんですよ。

Q.今ではいろいろな植物に使っていただいていますが。向いていないものはありますか?

A.基本的にはありませんが、ハープなどの生命力の強いものは肥料をやると大きくなりすぎるので、向きません。

Q.最後に土づくりについて一言お願いします。

A.うちの庭には果樹を含めてたくさんの植物があります。これだけあると常に土壌を改良していかないと土が痩せていってしまいます。化学肥料を使うとその場ではいいのですが。土の回復力がなくなりダメになってしまいます。

その点、エコゾア液体肥料はこれ一つて良いし、効果も確かで素晴らしい商品だと思います。子どもを育てるように愛情を持って土を作っていけば、朝しか陽が当たらない庭にもちゃんと花は咲きます。手をかけただけ効果はあると思いますよ。